金鉱株と米国10年債利回りの関係

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金鉱株インデックスと米国10年債利回りの関係1. 金鉱株の基本

金鉱株は、ゴールドとの相関関係もあって、米国債価格が上昇した時(金利は低下)に値上がりし、下落した時(金利は上昇)に値下がりする傾向にあります。

★金鉱株とゴールドと米国債利回りとの関係

  1. 金鉱株はゴールドの価格と正相関する
  2. ゴールドの価格は米国債利回りと逆相関する

冒頭画像は1993年以降の金鉱株インデックス(Arca Gold Miners Index)と米国10年債利回りの関係をグラフ化したものです。リーマンショック以降で、10年債利回りと金鉱株インデックスのパフォーマンスの逆相関ぶりが強調されているように思います。

以下は金鉱株インデックスの米国10年債利回りに対する市場感応度(ベータ値)で、500日の移動平均で求めています。

金鉱株インデックスの米国10年債利回りに対する市場感応度(ベータ値)

これによると、リーマンショック以前の金鉱株インデックスのベータ値はほぼゼロの前後で推移していたものの、リーマンショック以降は急速にマイナス(10年債利回りと逆相関が強化)になっていきました。それがリセットされたのは2020年3月のコロナショックに伴う株価の大幅な下落のタイミングです。

2020年現在で、米国10年債利回りは歴史的に低い水準に達しました。現在のところ市場感応度は無相関に近いものの、ここから債券金利が上昇(価格は下落)するならば、金鉱株の価格推移は悪影響を受けるかもしれません。