「ストリーミング」の金鉱株のDEレシオ(負債比率)を調べてみる

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2. 個別株銘柄分析

この記事で紹介する5社は、金鉱山を有さない「ストリーミング&ロイヤリティ」銘柄です。金鉱山を有する一般的な金鉱株とは少し業態が違います。

金を採掘しない金鉱株「ストリーミング&ロイヤリティ」銘柄とは?
金鉱株の中には、金の採掘を直接行わない「ストリーミング&ロイヤリティ」と呼ばれる銘柄があります。主な企業は以下の5社です。 ★金の採掘を行わない金鉱株 フランコネバダ(FNV) ウィートン(WPM) ...

そこで今回はこの5社について、負債状況について調べてみたというお話。結論を述べるとフランコネバダ(FNV)やロイヤルゴールド(RGLD)など、業界のメジャーなプレーヤーを中心に、負債の少ないかなり強固な財務基盤が築かれていました

【DEレシオとは】
負債資本倍率(Debt Equity Ratio)とも呼ばれ、企業財務の健全性を見る指標のひとつ。企業の借金である有利子負債が返済義務のない自己資本(株主資本)の何倍かを示す。数値が低いほど財務内容が安定している。

出典:DEレシオ(でぃーいーれしお) | 野村證券

※DEレシオは数値が低いほど優秀。現金負債比率は、負債に対して現在有している現金の比率で、高いほど負債が少ない。数値はgurufocusより引用。

ストリーミング企業の負債比率(2020年6月時点で最新の四半期決算に基づく)
企業DEレシオ
(Debt to Equity)
現金負債比率
(Cash to Debt)
フランコネバダ(FNV)負債なし負債なし
ウィートン(WPM)0.140.18
ロイヤルゴールド(RGLD)0.050.94
オシスコゴールド(OR)0.290.41
サンドストーム(SAND)0.10.3
カナダの一般的な金鉱株0.11-0.560.09-20.14

この業界で強いのはやはりフランコネバダ(FNV)ですね。同社は歴史的にもほとんど負債を抱えることがありませんでした。Operating Marginも50%を超えるなど、強固な財務基盤と圧倒的な利益率が魅力です。

次に強いのがロイヤルゴールド(RGLD)でした。フランコネバダほどではないものの、やはり負債が少なく、利益率も高い経営を行っています。

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ちなみに、「Altman Z-Score」という指標では、この5社はいずれも倒産確率がかなり低い(といかほぼ倒産リスクなし)の高いスコアを出しています。不確実性のある金鉱株投資において、破綻リスクなしに投資したい場合には良い選択肢になりそうです。

もっとも、どの企業も買われすぎ水準ではありますが。。。