2020年3月以降のストリーミング&ロイヤリティ銘柄の株価推移

スポンサーリンク
2. 個別株銘柄分析

ストリーミング・ロイヤリティ銘柄の2020年3月以降の株価を比較してみました。以下の5銘柄が対象です。

★記事で比較するストリーミング銘柄(ゴールドの採掘を行わない企業)

特に企業規模が大きいのは、FNV、WPM、RGLDの3社

ストリーミング・ロイヤリティ銘柄はゴールドを採掘しない金鉱株です。詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

金を採掘しない金鉱株「ストリーミング&ロイヤリティ」銘柄とは?
金鉱株の中には、金の採掘を直接行わない「ストリーミング&ロイヤリティ」と呼ばれる銘柄があります。主な企業は以下の5社です。 ★金の採掘を行わない金鉱株 フランコネバダ(FNV) ウィートン(WPM) ...
スポンサーリンク

株価推移

ストリーミング銘柄の2020年3月以降の株価比較

全体的な特徴を見ると、ほとんどの銘柄が金鉱株ETF(GDX)とほぼ同等かそれ以下の成績でした。南アフリカの金鉱株がいずれも2倍の株価になっていたことと比べると、ストリーミング銘柄の株価の上昇はかなり穏やかです、

この期間、特に値を上げたのはサンドストームゴールド(SAND)でした。一方、この業界で圧倒的な存在感を持つフランコネバダ(FNV)は金鉱株ETF以下のパフォーマンスにしかならず、予想外なところもあります。

ちなみにあまり業績のよくないオシスコゴールドロイヤリティ(OR)の株価推移もイマイチです。

以下はストリーミング銘柄の株価下落率だけ取り出したものです。

ストリーミング銘柄の2020年3月以降の下落率

ストリーミング銘柄の株価の下落率はほぼGDXと同等かやや大きい程度でした。ただ、6月以降は金鉱株ETFの値上がりについていけてないようにも見えますね。

相関係数

以下は各ストリーミング・ロイヤリティ銘柄とゴールドETF(GLD)、プラチナETF(PPLT)、シルバーETF(SLV)の相関係数を求めたものです(60日ローリング)。

ストリーミング・ロイヤリティ金鉱株とゴールド・プラチナ・シルバーとの相関(2020年7月25日時点)
企業GLDPPLTSLV
ウィートン
(WPM)
0.660.550.69
フランコネバダ
(FNV)
0.610.460.56
オシスコゴールド
(OR)
0.530.330.44
ロイヤルゴールド
(RGLD)
0.630.470.58
サンドストーム
(SAND)
0.570.420.50
金鉱株ETF
(GDX)
0.750.540.68

ウィートンプレシャスメタルズは他の銘柄に比べてプラチナETFやシルバーETFへの相関が高めです。これは、同社の売り上げにおけるゴールドの比率が少ないためかもしれません。ただ、ここから株価の違いを読み解くのはちょっと難しそうですね。

ストリーミング銘柄は平均的な値動き

GDXの値動きを金鉱株の平均的なものと仮定すると、ストリーミング銘柄はおおよそそれに近いものです。

そもそも、ストリーミング銘柄は常に割高な価格になりやすいため、一般的なマイニング銘柄とは値の付き方が異なると考えたほうがよさそうです。

★ストリーミング銘柄のPER

  • フランコネバダ(FNV):172.55
  • ウィートン(WPM):193.88
  • ロイヤルゴールド(RGLD):50.65
  • オシスコゴールド(OR):59.17
  • サンドストーム(SAND):1481.11
  • 金鉱株ETF(GDX):21.28

個人的にストリーミング銘柄はなんらかのショックのどん底で買うような銘柄だと感じます。十分に値上がりしてしまってから追っていくには少し勇気が必要ですね。